高く売れる骨董品にはどんなものがある?ジャンルと特徴を解説!
高く売れる骨董品には、中国美術、茶道具、日本画、刀剣、西洋アンティークなどがあります。
「実家に眠っている骨董品、もしかして高く売れるのでは?」
そう思ったとき、重要なのは“何が”高く売れるのかを知ることです。
骨董品といってもそのジャンルは多岐にわたり、すべてに高値がつくわけではありません。
この記事では、買取市場で高値がつきやすい骨董品のジャンルとその特徴をわかりやすくご紹介します。
骨董品の価値はどこで決まる?
骨董品の価値は「古いから」だけでは決まりません。
希少性・保存状態・市場での需要の3つがそろって、初めて高額査定の対象になります。
さらに、共箱や鑑定書など来歴を裏付ける情報があると、価値は一段と高まります。
高く売れる骨董品ジャンル5選
1. 中国美術・中国骨董
近年、世界的に需要が高まっているのが中国骨董です。
青磁・白磁・書画・鼻煙壺(びえんこ)などは、中国本土や海外コレクターからも評価が高く、予想を超える査定額がつくこともあります。
2. 茶道具(茶碗・棗・水指など)
茶道具は、流派で使われるかどうか、作家の格によって価値が大きく異なります。
特に人間国宝や有名陶芸家の作品は、共箱や栞があると高額査定に。保存状態の良さも重要です。
3. 掛軸・日本画
掛軸や日本画は、明治〜昭和期の著名画家の作品が評価されます。
横山大観、竹内栖鳳などの作品は今でも需要があり、真作であれば数十万円単位になることも。
状態の良さと、箱や鑑定書の有無が査定額を左右します。
4. 武具・刀剣・甲冑類
登録証付きの日本刀や、江戸期以前の甲冑・鍔(つば)などは、国内外にコレクターがおり人気です。
状態がよく、かつ由来が明確なものほど高く評価されます。
ただし、刀剣類は法律上の取り扱いにも注意が必要です。
5. 西洋アンティーク・ガラス工芸
バカラ、ラリック、マイセンなど、西洋の高級工芸品も高額査定の対象です。
特に保存状態が良く、元箱付きのものはコレクター需要が根強く、海外での需要も見込めます。
高く売るために確認したい3つのポイント
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付属品はそろっているか?
共箱・鑑定書・仕覆などは必ず一緒に査定に出しましょう。 -
傷みや汚れはどうか?
汚れやカビは減点対象になるため、無理に掃除せずそのままの状態で専門店へ。 -
どこに売るか?
骨董品に詳しくないリサイクルショップでは正しい価値を見抜けません。
骨董専門の査定士が在籍する業者を選ぶことが、高額買取への近道です。
まとめ
骨董品の中には、思わぬ高額査定がつくジャンルがあります。
特に中国美術や茶道具、日本画、武具、西洋アンティークなどは市場価値が高く、きちんとした査定を受ければ正当な価格で売却が可能です。
ゴトー・マンでは、骨董品・美術品に精通したスタッフが一点一点丁寧に拝見し、適正な価格をご提示いたします。
出張無料買取も行っておりますので、ご自宅に眠る骨董品の売却をお考えの方はお気軽にご相談ください。