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肥後象嵌・透(ひごぞうがん・すかし)とは何?そしてその技を持つ人間国宝には誰がいるのか?

江戸時代から続く日本の伝統技術、肥後象嵌・透。この技法は、熊本県を中心に発展した独特の金工技術で、その技術保持者として人間国宝に認定されたのが米光光正です。

米光光正と肥後象嵌

米光光正は、1888年に熊本県坪井に生まれました。彼は幼いころに父を亡くし、15歳から祖父と叔父に金工の技術を学び始めました。

 

肥後象嵌の継承

  • 伝統技法の習得: 米光は肥後象嵌の技法を習得し、その技術を高めていきました。
  • 文化的教養の追求: 金工の技術だけでなく、絵画や書道、生け花なども学び、幅広い教養を身につけました。

 

林又七の影響

  • 江戸時代の名工: 林又七の作品に影響を受け、彼の透かし彫りや象嵌の技法を学びました。
  • 技術の継承: 林又七の技法を継承し、それを独自に発展させることで、肥後象嵌・透の技術を高めました。

 

肥後象嵌・透の特徴

肥後象嵌・透は、金属に細かい透かし彫りを施し、金や銀を象嵌する技法です。この技術は、装剣小道具などに使用され、日本の金工技術を芸術の域にまで引き上げました。

 

技術の精緻さ

  • 透かし彫り: 細かい彫刻技法で、金属に複雑な模様を施します。
  • 金象嵌の美: 金や銀を用いた象嵌は、美しさと繊細さをもたらします。

 

米光光正の作品の特徴

  • 緻密な細工: 米光の作品は、細かく繊細な彫りと象嵌で知られています。
  • 芸術的な表現: 彼の作品は、金工技術だけでなく、芸術作品としての価値も高いです。

 

激動の時代を生き抜いた鐔工

米光光正は、戦時中の困難な時代も乗り越え、「肥後もっこす」の精神で肥後象嵌・透の技術を守り続けました。

 

戦時中の苦難

  • 技術の維持: 戦時中、金地金の使用が禁じられても、彼の技術は失われませんでした。
  • 徴用と抵抗: 徴用されながらも、肥後象嵌・透の技術を守り続けました。

 

人間国宝への認定

  • 文化財の指定: 1959年に熊本県無形文化財に指定されました。
  • 人間国宝の認定: 1965年、重要無形文化財「肥後象嵌・透」の技術保持者として認定されました。

 

米光光正の遺産

米光光正は、86歳で制作した「八木瓜形鉄地八つ蕨手透二重唐草象嵌鐔」などの名作を残しました。これらの作品は、肥後象嵌・透の技術の極みとして、今もなお高く評価されています。

 

作品の特徴

  • 円熟の技術: 米光の晩年の作品は、技術的な成熟と芸術的な深みがあります。
  • 緻密な唐草模様: 金象嵌で施された唐草模様は、彼の技術の高さを示しています。

 

まとめ

肥後象嵌・透は、米光光正によって極められた日本の伝統金工技術です。彼の一途な努力と技術により、この伝統は今も生き続けています。彼の作品は、技術的な精緻さと芸術的な価値を兼ね備えており、日本の金工史における重要な一ページを築きました。肥後象嵌・透に興味がある方は、ぜひ当社にご相談ください。専門的な知識を持つ当社が、あなたの貴重な肥後象嵌・透の作品の価値を適切に評価いたします。

 

 

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