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人間国宝の備前焼作家、伊勢崎淳とその作品について。

伊勢崎淳とその作品についてご紹介します。

人間国宝 伊勢崎淳

伊勢崎淳は2004年に人間国宝に認定された備前焼の作家で、伝統技法と現代美術を融合させた備前焼の新境地ともいえる作品を発表しています。

革新的で独特な造形と野趣溢れる備前焼の美しさが混然一体となった伊勢崎淳の作品は唯一無二の世界観が評価され、新品はもちろん中古品でも高値で取引きされています。

今回は、備前焼作家 伊勢崎淳とその作品についてご紹介します。

 

伊勢崎淳のあゆみ

伊勢崎淳は1936年、備前焼で岡山県重要無形文化財に認定されている伊勢崎陽山の次男として生まれました。父の伊勢崎陽山は、手びねりで人形や動物などの形を作る「細工物」の名工として有名で、伊勢崎淳は幼いころから兄の伊勢崎満と共に父から陶芸を学び、岡山大学教育学部特設美術科を卒業後の1959年より、父について本格的な作陶を始めます。

作陶のかたわら兄と共に姑耶山中の古窯の調査・復元に取り組み、中世の半地下式穴窯を復元させます。

1961年2月に父 陽山が死去。同年5月に兄と二人で半地上式穴窯を築窯します。

東京、名古屋、大阪にて二人展を開催、「第8回日本伝統工芸展」に出品し初入選となって以降入選を重ね、1966年には日本工芸会正会員に就任します。

1967年に窯を新築して独立して作陶を続け、1971年からヨーロッパを巡り、スペインのカタルーニャ地方を旅したことがきっかけで、伝統のなかから新しいものを創り出そうと決意を固め、後に渡ったアメリカで彫刻的な作品から刺激を受け、現代的なモダンデザインの作品を手掛けるようになります。

数多くの陶芸展に出品するほか、神戸商科大学、岡山市山陽病院藤崎苑などの陶壁作製に携わるなどオブジェ陶にも意欲的に取り組み、1998年には岡山県重要無形文化財に認定されます。

さらに、2002年には新総理官邸の陶壁を手掛け、2004年には日本で五人目となる備前焼の人間国宝に認定されました。

 

作品の特徴

伊勢崎淳の作品は、焼成時に生まれる胡麻や緋襷、牡丹餅などと呼ばれる独特な景色と渋い色の土肌という備前焼の伝統を感じさせる美しさと、大胆でモダンな形が融合した独特な作風で、大胆でありながら落ち着きのある雰囲気を備えていることが特徴です。伝統と革新、無機質的な形と有機的な土色と質感、人間の技術と自然が生み出す偶然など、異なる性質を持つ特徴が混然一体となった作風は日本はもちろん海外でも評価され、高い人気を誇っています。

 

まとめ

伊勢崎淳の作品は、日本伝統工芸展や備前焼の特別展などに出品されていることがあるほか、島根県の安来市加納美術館などで観ることができます。

また、清心学園百周年記念館、神戸商科大学、岡山市山陽病院藤崎苑、山陽新聞社新社屋などの陶壁も手掛けているため、機会があればぜひ鑑賞してみてはいかがでしょうか。

 

 

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