陶芸品を高価買取してもらうための4つのコツとは?
陶芸品を高価買取してもらうための、コツをご紹介します。
陶芸品を高価買取してもらうためのコツ
「焼きもの」といわれる陶芸品は、愛好家が多く、骨董の中でも人気の高いジャンルです。
そのため、茶碗、洋食器、花器、壺などの陶芸品は、思いがけず入手することも多く、高価買取を希望する人も少なくありません。
では、具体的にどんな陶芸品が高価買取してもらえるのでしょうか。
高価買取のコツ1:キレイな状態である
陶芸品に限らず、買取市場全般に言えることですが、品物の状態が良いものほど高額査定につながります。
煙草のヤニや埃でひどく汚れている陶芸品、シミ、割れ、カケ、ヒビがある陶芸品は査定額が低くなってしまいます。
査定に出す前に、乾いた布で拭いておくなど、簡単な手入れをしておくとよいでしょう。
ただし、ヒビやカケの補修は、かえって傷をつけてしまうこともあるため、自分ではしないほうが無難です。
また、陶芸品を取り扱う時は、新たな傷や汚れがつくことを防ぐために、手袋を付けましょう。
高価買取のコツ2:付属品の「箱」も一緒に査定する
陶芸品を収納する箱がある場合は、高価買取となる可能性が高まります。
ただし、箱があれば良いというわけではなく、陶芸品とセットである「共箱」である必要があります。
骨董市やフリーマーケットなどでは、箱を紛失した陶芸品を手頃なサイズの箱に収納して販売するケースもあるため、箱が付属していても高価買取にならないことがあります。
また、箱が古くなっている、虫食いがあるといった場合も、箱は大切に取っておきましょう。また、箱にかけられている紐も大切な付属品です。
高価買取のコツ3:付属品の「布」も一緒に査定する
陶芸品を包んでいる布がある場合、高価買取となる可能性があります。
ただし、布も箱同様、陶芸品とセットである「共布」である必要があります。布の色に決まりはありませんが、一般的には黄色が多く、作者の印が押してあります。
埃がついている場合は、軽くたたいて埃を落とすなどしておくとよいでしょう。
ただし、水洗いは色落ちの可能性もあるため、おすすめできません。
古い布の場合は、繊維が裂けやすくなっているため、取り扱いには細心の注意が必要です。
高価買取のコツ4:略歴栞があれば、一緒に査定する
有名作家が手掛けた陶芸品には「略歴栞」という、作者の大体の経歴が記された栞が付属しています。
陶芸品が誰の作品であるか、本物であるかを証明する手助けとなるものですので、うっかり捨ててしまうことが無いよう、注意してください。
まとめ
かつては美術品として飾られていた陶芸品も、住宅事情の変化などから飾られることなく、押し入れや蔵の奥で眠ったままになっていることも珍しくありません。
もし、価値のありそうな陶芸品を使用しないで眠らせている方は、買取を検討してはどうでしょうか。
陶芸品の高価買取をご希望の方は、一度弊社にご相談ください。