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九谷焼とは?人間国宝にはどのような人がいますか?

九谷焼と九谷焼の人間国宝をご紹介します。

石川県の磁器「九谷焼」

久谷焼は現在の石川県加賀市にあたる大聖寺藩領の「九谷村」で、良質の陶石が発見されたのを機に作られるようになった磁器です。

17世紀以降に焼かれた「古九谷」は、日本で作られた色絵磁器の中でも特に品位風格高く、有田の柿右衛門、古伊万里、色鍋島や京都の仁清などと共に高く評価されています。

しかし、華やかな展開を見せた古九谷は、元禄時代に入ると廃絶し、110余年ほど歴史の表舞台から姿を消しました。

文化年間になると、加賀藩は産業奨励・失業者救済の目的で金沢市春日山に築窯、これを機に若杉窯・小野窯・吉田屋窯・永楽窯など、新しい窯が次々に興り、九谷焼は産業的に発展しながら再興することとなります。

この頃の九谷焼は「再興久谷」と呼ばれ、窯ごとに異なる画風を持っているのが特徴です。

さらに、幕末から明治期には洋絵具を取り入れて中間色を出すことに成功したり、多彩な色を駆使した彩色金襴手という絵付が確立されたりするなど独自の進化をとげ、「ジャパン・クタニ」の名で世界的に知られる存在となりました。

 

九谷焼の特徴

九谷焼の特徴は、なんといっても鮮やかで力強く、絵画的な絵付けにあります。

なかでも、古九谷は中国の「景徳鎮」の影響を受けつつも、同時期に活躍した狩野派や琳派の技法を取り入れた絵付けがされており、非常に華やかで美しい作品が多くなっています。

また、絵付けの技法には紺で描いた線を中心に、黄・緑・紺・紫・赤の九谷五彩を用いて描く「色絵・五彩手」、青を基調として緑、黄色、紺、紫を使い、磁器の全面をうめつくすように絵付けを行う「青手」、赤い線と赤い塗りに、金のアクセントをあしらった「赤絵・金襴手」などがあります。

 

久谷焼の人間国宝

現在、九谷焼の人間国宝は2名です。

 

  • 吉田美統(よしたみのり)

1932年、石川県小松市にある作陶を生業としている家に生まれた吉田美統は、高校在学中から陶芸技法を学び始め、卒業後の1951年に家業である錦山窯の三代目となり、九谷焼独特の赤絵金襴手(きんらんで)など、九谷の伝統的な絵付け等の技法を習得しました。

その後、自らの作品に釉裏金彩技法を用いたり、九谷伝統の色絵具をかけた素地を本焼きして地色とした上に二種類の金箔を文様に切り取ったものを載せて焼き付けたりといった、独自性を発揮。釉裏金彩の第一人者として2001年7月12日に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。

 

  • 三代目 徳田八十吉(とくだやそきち)

三代目 徳田八十吉は1933年、九谷焼の陶工である徳田八十吉(初代)の孫として生まれました。

金沢美術工芸大学短期大学工芸科陶磁専攻中退後に、初代、二代目等に師事し、1988年に三代目を襲名。1991年には第11回日本陶芸展で、大賞・秩父宮賜杯を受賞しました。

釉薬で色彩を調整した鮮やかな群青色が特徴で、海外にも多くの作品を発表して高い評価を得ているほか、古九谷の学術研究にも尽力。

1997年6月6日、重要無形文化財「彩釉磁器」の保持者(人間国宝)に認定されました。

 

まとめ

鮮やかな色彩と煌びやかなデザインが特徴の九谷焼は、皿や器だけではなく、アクセサリーなどにも用いられ、現在も幅広い層から人気を集めています。

古九谷や再興久谷といった歴史のある作品はもちろん、現代の作品にも魅力的なものが多いので、機会があれば鑑賞してみてはいかがでしょうか。

 

 

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