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オールドノリタケの裏印から見る、偽物の見分け方丨チェックすべきポイントをご紹介

オールドノリタケの本物と偽物の見分け方をご紹介します。

偽物が多いオールドノリタケ

日本はもちろん海外にもファンが多いノリタケの洋食器は、市場に数多くの偽物が出回っています。

 

なかでも、骨董的価値がつく「オールドノリタケ」は偽物が多く、「偽物を買ってしまった」というコレクターも少なくありません。

 

どのようなポイントに注意すれば本物と偽物を見分けることができるのでしょうか。

オールドノリタケの偽物を見分ける最大のポイント「裏印」

虫眼鏡のイメージ

裏印とは?

皿やカップの裏側に、小さなマークや文字が入っているのを見たことはありませんか?

その印は、その製品のブランドや製造元を示す「裏印(バックスタンプ)」と呼ばれています。

 

オールドノリタケにおいても、この裏印はとても重要なポイントで、真贋を見分けるための重要な手がかりとなります。

本物と偽物の違い

裏印のデザインが似ていても、本物と偽物ではマークのデザインやサイズに細かな違いが見られることがあります。

 

例えば、ノリタケの裏印として比較的よく目にする「M-NIPPON」や「メープルリーフ」の偽物では、裏印のサイズがわずかに大きい・小さい、マーク全体のバランスが崩れているといった違いが見られるケースがあります。

すぐに偽物だと判断できない理由

しかし、オールドノリタケにつけられた裏印は非常に種類が多く、なかでもアメリカに輸出された製品は「メープルリーフ印」「RC印」「M NIPPON印」「M JAPAN印」「桜印」「ライジングサン印」「M月桂樹印」など多種多様です。

 

また、年数経過によって印が薄くなっていることも多く、「見たことがない印だから偽物」とは言い切れません。

 

そのため、裏印はあくまで判断材料のひとつとして捉え、他の要素とあわせて確認することが大切です。

裏印以外で見るべきポイント

金彩の発色と質感

偽物と本物は金彩の色に違いがみられることがあります。

本物のオールドノリタケに施された金彩は発色がよく艶があり、色合いや品質が繊細で均一です。

 

しかし偽物は、こんな特徴が見られることがあります。

 

偽物の金彩の特徴

色がくすんでいる

必要以上にギラギラしている

色や光沢にムラがある

よく見ると色の粒が不揃い

絵付けの細かい部分で粗さが見られる

 

ただし、本物と偽物を並べて見比べたときならともかく、偽物だけを見ているときは発色の悪さなどに気づかないこともあります。

釉薬(ゆうやく)や絵付けの仕上がり

本物のオールドノリタケは、釉薬のかかり方が均一で、なめらかな質感に仕上がっています。一方で偽物には表面にざらつきがあったり、光沢にムラが見られることがあります。

また、絵付けでも本物は細部まで丁寧に描かれており、線の乱れが少ないことから、細かい部分で粗さが見られる場合は偽物の可能性があります。

安いものには注意が必要

骨董市や蚤の市などでオールドノリタケの食器が売られていても、価格が市場よりも異様に安いときは注意が必要です。

 

価格が安いのは「売り手が価値を理解していない」か「偽物」であるかのどちらかですが、実際には偽物である可能性の方がずっと高いと言えます。

 

もちろん、思わぬ掘り出しものである可能性もありますが、信頼できる販売者から購入することも重要です。本物を見分けられる知識と経験を豊富に積んだ骨董屋などで購入するのが最も確実といえるのではないでしょうか。

写真しか確認できない場合は情報をしっかりチェック

インターネットオークションやフリマアプリなどでは、写真だけで判断する必要があるため、購入に踏み切る前によく考えましょう。裏印や細部がはっきり見られない場合は、安易に購入を決めず、情報をよく確認することが大切です。

判断が難しい場合は専門家へ相談を

オールドノリタケの偽物には、一目で見て分かるものから、非常によく作りこまれた本物らしい偽物も存在します。

 

裏印だけで判別できるものもたくさんありますが、裏印で判断できないときは絵付けの丁寧さや釉薬のかかり方、手触り、重さなどの違いなど、総合的に見る必要があります。

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