骨董品の保存はどんなことを注意すれば良いですか?
骨董品を保存する時に注意する5つのポイントをお伝えします。
骨董品保存時に注意する5つのポイント
骨董品はとてもデリケートなものです。
誤った保存方法ではすぐにだめになってしまいますし、査定額も下がってしまいます。
正しい方法で保存をすることで、良い状態で長年保存できるだけでなく、少しでも査定額を高くすることができます。
注意する点を把握して、正しく保存をしましょう。
湿気の管理が必要です
骨董品は湿度の変化に非常に敏感です。
高すぎてもダメ、低すぎてもダメ。
高ければカビ、低ければひび割れの原因となってしまいます。
骨董品の種類によっても最適な湿度は異なります。把握した上で、一定に保てるように注意をしましょう。
光の当たらないところに保存しましょう
部屋の壁紙など思い浮かべていただければわかりやすいと思いますが、太陽光が当たるところと当たらないところとでは、色あせの仕方が異なります。太陽光が当たるところのほうが、色あせがひどいでしょう。
同様に紫外線は骨董品の色あせなど、劣化も早めてしまいます。
太陽光だけでなく、蛍光灯も紫外線を発していることを忘れてはいけません。
太陽光が当たらない場所に保存し、蛍光灯もUVカット型のものを使用しましょう。
空気に注意しましょう
空気の成分である酸素は酸化作用があるため、骨董品の劣化を加速させます。
脱酸素剤などを利用し、酸化を防ぎましょう。
また、空気が汚染されていると、骨董品の著しい劣化を引き起こす原因となります。
空気清浄機などを使用して、空気がきれいに保たれるように工夫しましょう。
生き物に注意しましょう
害虫や害獣に気をつけましょう。
大事な骨董品を虫に食われたり、ネズミにかじられてしまっては困りますよね。
さらに困るのは、たぬきや猫などです。もし蔵にいれられて骨董品をひっくり返されてしまったら取り返しのつかない事になってしまいますよね。保存場所のお手入れも定期的に行いましょう。
ほこりに注意
ホコリに水分がついてかびてしまうこともありますし、ダニやノミの原因にもなります。
毛ばたきや羽ぼうきなどで優しきう取り払いましょう。
まとめ
骨董品は非常にデリケートです。保存環境次第ではすぐに価値がなくなってしまいます。
価値を保つためにも、良い環境で保存しましょう。