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引き出しに眠っている万年筆はありませんか?高価買取が期待できる銘柄や条件について。

高価買取が期待できる万年筆についてご紹介します。

愛好家が多い万年筆

万年筆はペン軸の中に入ったインクを使用して書く筆記具で、その原型は953年に発明されたといわれています。

日本では1884年に海外から輸入されるようになり、大正時代に入ると国産万年筆メーカーが創立されるなど人気を博し、筆記具の主流としての地位を確立しました。

現在、筆記具の主流はボールペンとなっていますが、見た目の美しさや書き心地の良さ、インクを充填すれば何度でも長く使える利便性の高さなどの理由から愛好家も多く、ステータスシンボルや贈答品、コレクションとしても人気があります。

 

高価買取が期待できる銘柄

万年筆は国内・海外にブランドが多数存在しており、銘柄によっては高価買取が期待できます。買取価格はモデルなどによって異なりますが、国内の銘柄よりも海外の銘柄の方が高価買取になりやすい傾向があります。

 

【モンブラン】

ジョン・F・ケネディやエドガー・アラン・ポーも愛用者として知られるモンブランの万年筆は、万年筆愛好家の間でも「別格」として扱われる銘柄です。

美しいフォルムと書き心地の良さからも人気があり、限定モデルなどは数十万の価値がつくこともあります。

 

【ペリカン】

ペリカンの万年筆は快適な書き心地で世界的な人気がある銘柄です。全体的に高値がつきやすい銘柄ですが、マーブル柄や彫金が施された品などは特に人気が高く高価買取が期待できます。

 

【パーカー】

創業120年の歴史があるパーカーは、最新の技術を取り入れ進化し続ける銘柄として有名です。1921年の発売から現在まで続くロングセラー「デュオフォールド」など、人気モデルは高価買取が期待できます。

 

高価買取が期待できる条件

ビスコンティやデルタ、セーラー、パイロット、プラチナなどの銘柄の万年筆も条件によっては高価買取が期待できます。

 

【高級モデルや限定品】

希少な素材や高級素材で作られた品、芸術的な装飾が施された品など、高級モデルといわれる万年筆は高価買取が期待できます。

例えば、国産銘柄であるパイロットの万年筆は、一般的なモデルであれば数千円程度で買取られるものが多いですが、加賀の職人による「漆蒔絵シリーズ」は数万円から数十万の値がつくことがあります。

また、特別生産や限定品など希少性の高いモデルは通常品よりも高い価値がつきます。

 

【ペン先が金】

万年筆のペン先は、大きく分けて金とステンレスがありますが、ステンレスよりも金の方が高値がつきます。

また、金のペン先には21K、18K、14Kなどがあり、金の純度が高い(数字が大きい)ほど価値が高くなります。

 

【付属品が揃っている】

箱や説明書などの付属品が揃っている品は、万年筆単体のみよりも高価買取となります。箱が汚れていたり破損していたりしていても一緒に査定に出すとよいでしょう。

 

【状態が良い】

ペン先がつぶれて書けない品、筆記には問題ないものの本体などにヒビが入っている、欠けがある、目立つ傷があるなど、状態が悪い品は査定額が下がり、状態によっては買取できないこともあります。

目立つ傷などがなく、問題なく書ける品は査定額がアップしますので、売却前に少し手入れをしておくとよいでしょう。

 

まとめ

万年筆は筆記具としては高級品の部類に入るため、実用可能な品であればそれなりの価値がつきます。特に、高級モデルや限定モデル、人気モデルなどであれば古い品でも高価買取が期待できますので、使っていない万年筆をお持ちの方は、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

 

 

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