遺品整理をお考えの方、必見!どんな遺品が高く売れるの?
どんな遺品が高く売れるかご紹介します。
故人の思いが残る遺品
人が亡くなると遺族を悩ませるのが故人が残した遺品の数々です。
なかでも、コレクションしていた品や好んで使用していた食器や衣類などは「引き取る人がいないけれど、捨てるのは忍びない」ということから処分できず、もてあましてしまいます。
こんなときは骨董品店などに売却することを検討してみてはいかがでしょうか。
高価買い取りが期待できる遺品
- 宝飾品
金・銀・プラチナのアクセサリーは宝石、時計などは好みの違いなどから使いにくく、もったいないけれど引き継ぐことができないということも多いでしょう。
これらの宝飾品の買い取りを行っている業者は多く、貴金属類は破損していても買い取ってもらえるところが多数あります。
時計は高級ブランド品で新しいものであればリサイクルショップで高く買い取ってもらえますが、アンティークウォッチや古い懐中時計などの場合は骨董品店の方がよいでしょう。
- 骨董品・美術品
故人が収集していた骨董茶碗や掛け軸、根付、壺など、骨董品や美術品の多くは、コレクターにとっては非常に魅力的なものですが、コレクター以外の人にとってはその魅力が今一つ分かりづらいものです。
また、小さなものであったり少量であれば引き取ることもできますが、コレクションの量が多いと簡単に引き取ることもできません。
リサイクルショップなどでは「古くて価値のないもの」とみなされることもあるので、骨董品や美術品を売却するときは専門店を利用するとよいでしょう。
- 着物
洋服での生活が定着した現代では「着物を着る場面が少ない」「自分での着付けができない」という方が多く、着物の処分に困ることもあるでしょう。
なかでも、絹でできた年代物の着物や帯は不用品として処分するのはもったいないと感じますよね。
古い着物はリサイクルショップなどではなく、中古着物を販売している専門店や和装用品買取専門店などに売却するのがおすすめです。
- 家具
粗大ごみとして処分すると費用がかかることが多い家具類も、買い取ってもらえることがあります。
時代物の和ダンスや銘木で作ったローテーブル、輸入家具などは高価買い取りが期待できます。
基本的に大きな品物が多いので、出張買取を行っている業者を選ぶとよいでしょう。
- 食器
来客用のティーセットや大きな絵皿、マイセンなどのブランド物、作家物の食器、カットガラスやプレスガラスの食器なども骨董品店などで買い取ってもらうことができます。
割れやカケがなく収納用の共箱がついた状態であれば買取価格も高くなります。
- 楽器
ギター、ベース、ヴァイオリンなどはもちろん、三味線や琴などの和楽器、クラリネット、トランペットなどの管楽器なども高く売れます。
なかでもギターはコレクターなども多く需要が高いため、レアものやヴィンテージものだと非常に高い価値がつきます。
ヴァイオリンも製作年代やブランドによっては高額になることが多いようです。
ただし、専門知識のないリサイクルショップなどだと、正確な価値を判断してもらいにくいことが多いので、売却するなら専門店がおすすめです。
まとめ
遺品をゴミとして処分すると処分費用がかかることがあるだけではなく、価値ある品の消失にも繋がってしまいます。
骨董品店や専門店などに売却すると手元のお金が増えるというだけではなく、品物の魅力や価値がわかる人に大切に使ってもらうことができます。
「遺品を売る」ということに抵抗を感じる方もいらっしゃいますが、倉庫の奥に眠らせるのではなく、大切にしてくれる別の人の手に故人の思いが残った品をゆだねるというのも、一つの供養と言えるのではないでしょうか。