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掛け軸の修復を自分で行うことはできますか?

ご自身で掛け軸の修復を行うことはおすすめできません。

掛け軸の修復には熟練の技が必要です

作品の状態調査

まず、寸法や材質を調べ、どのような修理・修復が必要なのかを検討します。

この時点で、素人の方には難しいでしょう。

 

膠(にかわ)による墨・絵具の剥落止め

膠とは動物の皮・骨から煮出したタンパク質から出来ているゼラチンを固めた物です。墨や岩彩などは膠を接着剤として作られています。
その接着力が環境や経過年の劣化により剥落やにじみを起こします。
今後の保存と修復作業に耐えられるよう膠の水溶液で剥落や滲み止めを行います。

 

古い裏打ち紙の除去

掛軸の場合、最低3回の裏打ちが行われています。
その中でも一番最初の作品と接触する紙を取り除く作業が最も危険で神経を使う作業です。紙は経年劣化します。乾燥している時はポキポキと割れるように切れたり、水分を加えると泥状態になったりします。
そんな状態の中、大切な本紙を守りながら古い紙を取り除く事は至難の業です。

 

欠損部分の修理

欠損部分の修理には古色に染めた和紙で裏打ちをする方法や、和紙をはめ込む方法など、いくつかの方法がございます。

 

折れや切れたところの補強修理

本紙の裏側から光を当てて、折れている部分、切れている部分を判断します。

細かく切った和紙を裏から針、補強修理をします。

 

クリーニング(しみ抜き)

安全なクリーニングは水のみで汚れや煤、シミを浮かせて水分と一緒に和紙などに吸い取らせる方法と煤を流しだす方法と組み合わせておこいます。

 

補彩を行う

細かな傷や欠損部分を補強した部分などを全体と違和感のないように濃色に染めます。

 

まとめ

掛け軸の修復方法を簡単に説明致しました。

このあとにも、様々な工程があります。

 

ご自身で修復をされて、本紙を破いてしまったり、うまく染まらないこともあるでしょう。

掛け軸の修復は素人の方が行うには、難しい工程が複数あります。

掛け軸の修復をお考えの方は、専門家におまかせすることをおすすめします。

 

 

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