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意外と知らない。床の間に飾る掛軸の意味とは?

掛軸の意味についてご紹介します。

床の間を飾る掛軸

床の間に飾る掛軸には、大きく分けて日常的な飾りとして使う日常掛けと呼ばれる掛軸と、お祝いや節句、仏事などの行事の際に使う掛軸、茶席に使う茶掛けがあります。かかれている文字や図柄にはそれぞれ意味があり、その意味によって使用できるシーンが変わります。
今回は掛軸の意味についてご紹介します。

 

季節を表す掛軸

花や風景を描いた日常掛けの掛軸は季節を表しており、飾る季節に合わせて選びます。春夏秋冬の大きな枠組で選んでもよいですが、春であれば「早春」「花の季節」「春の終わり」、夏であれば「初夏」「盛夏」「夏の終わり」というように、それぞれの季節のどのあたりに該当するかで選んだり、月に合わせて選んだりするとより季節感を表すことができます。

 

行事用の掛軸

祝い事、節句、仏事などでは行事用の掛軸を用います。
葬儀や法事などの仏事には仏教のモチーフ、お正月や神道の行事の際には神道をモチーフとした掛軸が選ばれます。また、節句や祝い事などでは行事の内容に掛軸の内容を合わせて選びます。

 

【松竹梅】
冬でも緑を失わない松、しなやかでありながら真っすぐに伸びる竹、早春に花を咲かせ、薬にもなる実をつける梅は、古来から愛される「おめでたいもの」の象徴です。健康長寿や無病息災など幅広い意味を持っており、様々な祝い事に利用できます。

 

【鶴亀】
鶴亀は長寿を象徴するモチーフです。還暦などのお祝いや子どもの誕生祝など、長寿祈願の意味合いで使われます。

 

【高砂】
にこやかな笑顔の老夫婦が描かれた「高砂」は、高砂の浦で相生の夫婦となった謡曲「高砂」の故事にならった縁起図です。夫婦円満、健康長寿の意味があることから、結納式や金婚式のお祝いなどの際に多く使われます。

 

【日の出】
日の出は繁栄、昇運、吉兆のモチーフで、「将来が開けますように」という願いの意味を持っています。お正月や成人のお祝いなど、門出を祝う際に使用されます。

 

【虎】
外を睨んでいるように描かれる虎は、魔除けや家内安全の意味を持つモチーフです。また、竹と虎の組み合わせは生命力の象徴的な意味もあり、無病息災や出世祈願、成功祈願などの意味を込めて使われることもあります。

 

【登り鯉】
中国には竜門と呼ばれる峡谷を登りきる鯉は龍になれるという伝説が残されており、このことから滝を上る鯉は立身出世の象徴とされています。

 

禅語の掛軸

禅語の掛軸は茶室で見かけることが多く、茶席や茶室をどのような場にしたいかという主旨に合わせて使用されます。禅語の掛軸は季節に関係なく使用できるため、季節を問わない日常掛けの掛軸として使われることもあります。

 

【日日是好日】
文字通りでは「毎日毎日が素晴らしい」という意味になります。毎日がよい日になるよう努めなさいという戒めと解釈することもあれば、あるがままを受け入れてそれを良しとせよという意味であると解釈することもあります。

 

【無事是貴人】
仏教語で欲や執着を捨てた平穏な心の状態を示す「無事」の人は貴いと言う意味の禅語です。煩悩の火を消して、人間が生来持っている純粋で無欲な心に立ち返り、心を落ち着けよという意味に解釈されます。

 

【和敬清寂】
亭主と客が互いの心を和らげて謹み敬い、茶室や茶会の雰囲気を清浄にするという意味で、茶道の精神を表した標語的な意味合いのある言葉です。

 

まとめ

図柄や文字の意味を知ると季節やシーンに合った掛軸を選ぶことができます。掛軸が掛けられているのを見かけたときは、それがどのような意味を持っているのか考えてみるのもよいかも知れません。

 

 

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