遺品整理で見つけた骨董品は売れる?捨てる前に知りたい価値や査定のポイント
遺品整理で見つかる古い品には数万円以上の価値が眠っているかもしれません。
遺品整理で見つかった古い品物の中には、骨董品として価値があるものが含まれている場合があります。
価値がわからないまま処分してしまうと、あとから後悔することもあるかもしれません。
この記事では、遺品整理で見つかりやすい骨董品の種類や、価値の決まり方、査定前に注意したい扱い方を解説します。

遺品整理で見つかる骨董品は本当に売れる?
「こんな古いもの、誰も買わないだろう」と思ってしまうような品でも、骨董品市場では活発に取引されています。骨董品に思わぬ価値が認められるのには、主に以下のような理由があります。
現代では再現できない技術:
伝統的な技法や、職人が時間をかけて作った一点物は、国内外のコレクターから高く評価されます。
歴史的・文化的な希少性:
作られた時代が古いほど現存する数が少なく、それだけで価値(プレミアム)が認められるものが多くあります。
海外での日本美術ブーム:
国内だけでなく、アジアや欧米など海外のコレクターの間でも日本の古い美術品の需要が非常に高まっています。
自分にとっては「ただの古いガラクタ」に見えるものでも、専門家が見れば驚くような価値が秘められているかもしれません。
もちろんお品物の状態や作家、作られた時代などによって査定額はピンキリですが、中には一点で数万円から、貴重なものであれば数十万円以上の高値で取引されることも十分にあります。
捨てる前に確認したい古い品物の仕分け方
遺品整理では、品物を大まかに仕分けることが大切です。
まずは、以下の3つに分けて考えてみましょう。
| 分類 | 内容 |
| 要査定 | 骨董品の可能性があり、価値がわからないもの |
| 記念品として残す | 金銭的な価値にかかわらず、ご家族が手元に残したいもの |
| 処分 | 明らかに現代の量産品や破損が激しく再利用が難しいもの |
遺品の中には思いがけない高額品が隠れていることもあるため、独断で処分してしまうと、後の遺産分割協議や親族間の相続トラブルに発展してしまう場合があります。
そのため、少しでも価値が気になるものは勝手に捨てず、関係者で話し合いましょう。
遺品整理で見つかりやすい骨董品の種類
蔵や納屋、押し入れの奥などからは、骨董品として査定できる品が見つかることがあります。
代表的なジャンルには、以下のようなものがあります。
- 茶道具:茶碗、棗、茶釜、茶杓
- 掛軸、書画:日本画、水墨画、書
- 陶磁器:花瓶、壺、皿、徳利、ぐい呑み
- 古民具、民藝品:古いたんす、ランプ、看板
- 絵画:油絵、版画
- その他:着物、帯留、古銭、切手、古いおもちゃ
古い品物は、見た目だけでは価値を判断しにくいものです。
作家名や用途がわからないものでも、骨董品として査定できることがあります。
骨董品の価値はどこで決まる?
作家の知名度や作られた時代、保存状態
有名作家や人間国宝の作品、古い時代の特徴が残る品は、骨董品として価値がつきやすくなります。ただし、査定額は作家名だけで決まるものではありません。
キズや欠け、シミ、修復歴がある場合は、状態によって査定額に影響しやすいです。また、同じように見える品でも、作られた時代や技法、保存状態によって価値が変わることもあります。
共箱(ともばこ)や鑑定書などの付属品の有無
共箱や鑑定書、箱書、旧蔵者の記録などは、作家名や来歴を確認するための大切な手がかりになります。
古い箱や書類は一見不要に見えても、品物の価値を判断する資料になる場合があります。
遺品整理の際に骨董品らしきものが見つかった場合は、箱や書類を捨てずに、本体と一緒に保管しておきましょう。
価値を下げないための扱い方
触らない・磨かない
素手で触ると、手の脂や汗が付着し、変色やサビの原因になることがあります。特に金属製の品や古い紙類、掛軸、布製品などは傷みやすいため、できるだけ直接触らないようにしましょう。
また、陶磁器の汚れや掛軸のシミを自分で落とそうとすると、表面を傷つけたり、傷みが広がったりする場合があります。金属製のものも、磨くことで独特の時代感や風合いが失われてしまいます。
古く見える汚れやくすみも、骨董品の価値を判断する材料になるため、査定前は無理にきれいにせず、見つかった状態のまま保管してください。
洗わず、ほこりを払う程度にとどめる
ほこりが気になったら、柔らかい刷毛や筆で軽く払う程度にとどめましょう。強くこすったり、水拭きしたり、洗剤を使ったりすると、素材を傷めてしまうことがあります。
また、箱に入っているものは、無理に出し入れせず、箱ごと保管しておくと安心です。
割れやすい陶磁器やガラス製品は、移動中にぶつからないよう新聞紙や布で軽く包み、安定した場所に置いておきましょう。
まとめ|迷ったら処分する前に専門家へ相談を
遺品整理で見つかった古い品は、見た目だけでは価値を判断しにくいです。
「売れるのかわからない」と迷った場合は、すぐに処分せず、箱や鑑定書などの付属品と一緒に保管しておきましょう。
見つかった現状のまま専門家へ相談することが、故人様が遺された品の価値を守ることにつながります。
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