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茶道具で知られる香合。香炉との違いは何ですか?

茶道具の一つである「香合」と「香炉」今回は、香合と香炉の違いをお伝えします。

香合とは

香合は、香木や香料を入れておく小さな容器のことを指します。主に、茶の湯の際のお茶室で行われる香道(香の湯)で使われます。香合の形やデザインは多種多様で、陶器、金属、木、象牙などさまざまな材質で作られています。

香合の中には、粉状にした香料や小さく切り分けられた香木が入れられ、香の湯の際にはこれを使って香りを楽しむのです。香合の蓋は、内側に通常紙や絹の布が貼られており、この上に香料や香木を乗せて使用します。

 

香炉とは

香炉は、香木を焚くための道具として使用されるもので、通常は陶器や金属でできています。香炉の中には、灰が敷かれており、その上に炭を置き、その炭の上に香木を乗せて焚くことで、香りを放つのです。

香炉は、香の湯の他にも仏壇や仏具としての役割もあり、祭壇などで香りを楽しむために使われることも多いです。

 

香合と香炉の主な違い

用途

香合は香料や香木を保存・持ち運びするための容器です。
香炉は香りを楽しむために香木を焚くための道具です。


形状・大きさ

香合は小さな容器で、持ち運びに適しています。
香炉は比較的大きいものが多く、安定して設置することを目的としています。


材質

香合はさまざまな材質で作られていますが、香炉は主に陶器や金属で作られます。


使用場面

香合は主に茶の湯の際に香道で使用されます。
香炉は茶の湯だけでなく、仏壇や祭壇などで使用されることもあります。

 

まとめ

茶の湯の世界にはさまざまな道具が存在し、それぞれが独特の役割と美しさを持っています。香合と香炉も、その中で重要な役割を持つ道具として茶人たちに愛されています。香合は香料や香木を入れる小さな容器で、香炉は香りを楽しむために香木を焚く道具です。形状、用途、材質など、さまざまな違いがありますが、どちらも茶の湯の際に香りを楽しむための重要なアイテムです。茶道の深い世界に足を踏み入れることで、これらの道具の魅力や深みをより深く感じることができるでしょう。

 

 

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