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モネ、ピカソ、フェルメールなど、2023年、ぜひ見てみたい西洋画の展覧会5つ。

2023年に開催される西洋画展覧会をご紹介します。

展覧会に行きやすくなった2023年

行動規制が緩和され、展覧会に足を運びやすくなった2023年。
日本国内の西洋画展覧会は比較的規模が小さな展覧会が多いですが、オランダで史上最大規模のフェルメール展が開催されるなど、注目度の高い展覧会も開催されます。
今回は、現在予定されている2023年の西洋絵画展をご紹介します。

 

ピカソとその時代展:国立西洋美術館・国立国際美術館

「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」は、2022年の10月から東京の国立西洋美術館で開催されている展覧会です。
ドイツ生まれの世界的な美術商ハインツ・ベルクグリューンが収集したピカソ、クレー、マティス、ジャコメッティ、セザンヌの作品が97点と、日本の国立美術館が所蔵・寄託されている作品11点を合わせた108点が展示されています。
うち76点は日本初公開、その半数に当たる35点がピカソの作品となっており、ピカソファンには見逃せない内容となっています。
東京での開催は1月22日までですが、2月4日からは大阪の国立国際美術館で開催されます。

 

【東京展】
開催:国立西洋美術館
期間:2022年10月8日~1月22日

 

【大阪展】
開催:国立国際美術館
期間:2月4日~5月21日

 

ゴッホ・アライブ展:金山南ビル美術館棟・兵庫県立美術館ギャラリー棟

「ゴッホ・アライブ展」はプロジェクトマッピングや大型スクリーン、迫力のサウンドなどを使ってゴッホの世界を表現した、エンターテイメント性の高い新感覚の展覧会です。ゴッホの芸術、生涯、時代背景などを学べるだけではなく、五感を使ってゴッホの作品世界を体験できるなど、大人はもちろん子供でも気軽に楽しめる内容となっています。
2022年12月から名古屋の金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)で開催されており、3月5日に終了した後は神戸の「HAT神戸」にある兵庫県立美術館ギャラリー棟で開催されます。

 

【名古屋展】
開催:金山南ビル美術館棟
期間:2022年12月10日~3月5日

 

【神戸展】
開催:兵庫県立美術館ギャラリー棟
期間:3月18日~6月4日

 

フェルメール展:アムステルダム国立美術館

オランダのアムステルダム国立美術館で開催される「フェルメール展」は、ヨーロッパ、アメリカ、日本から貸し出される28作品に加え、オランダ国内の美術館などが所蔵する作品を終結させたオランダ史上最大規模のフェルメール展です。
フェルメールの代表といえる「真珠に耳飾りの少女」「牛乳を注ぐ女」「手紙を読む女」などを一度に見ることができます。

 

開催:アムステルダム国立美術館(オランダ)
期間:2023年2月10日~6月4日

 

春の所蔵品展:ヤマザキマザック美術館

名古屋にあるヤマザキマザック美術館は、18世紀から20世紀のフランス美術を鑑賞できる美術館で、絵画のほかにも家具やガラス工芸品も鑑賞できます。
春の所蔵品店ではフラゴナール、シャルダンといったロココ美術の巨匠から、ドラクロワ、モディリアーニ、ピカソといった近代のフランス美術までを年代順に鑑賞することができます。

 

開催:ヤマザキマザック美術館
期間:3月02日~4月16日

 

ダリとハルスマン展:諸橋近代美術館

福島県にある諸橋近代美術館は、スペインの画家サルバドール・ダリの作品を中心に印象派からシュルレアリスム期までの絵画作品を収蔵した美術館で、ダリのコレクション数はアジア随一の美術館です。
4月から開催される「ダリとハルスマン展」では、ダリの作品を楽しめるだけではなく、大きく見開いた目と尖ったヒゲでおなじみのダリの写真を撮影したフィリップ・ハルスマンがダリと共同で制作した数々の写真も鑑賞できます。

 

開催:諸橋近代美術館
期間:4月20日〜6月25日

 

まとめ

開催期間等は感染の状況などによって変更になる可能性があります。休館日、開催時間、入場料などは各展覧会または美術館の公式サイトで確認してください。

 

 

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