アンティーク家具を高値で売却する方法とは?
アンティーク家具を高値で売却する方法をご紹介します。
処分が難しいアンティーク家具
遺品整理などをすると処分に困るのがドレッサーやタンスなどの家具類です。
特に、装飾性が高いなどの理由から現代のインテリアにはマッチしにくいアンティーク家具は、「製作年代が古い」「なかなか売れないうえ場所を取る」などの理由からリサイクルショップでは買い取ってもらえないか、買取ってもらえても価格が安いということがほとんどです。
どうすればアンティーク家具を高値で売却することができるのでしょうか。
売る場所をしっかり選ぶ
「古いものを引きとってもらうならリサイクルショップで」と考える人は多いですが、アンティーク家具の多くはリサイクルショップでは買い取ってもらえないか、買取ってもらえてもほとんど値段がつきません。
コーヒーテーブルや小型のチェストなどは買取ってもらえる可能性がありますが、大きなソファーなどは引き取ってもらえない可能性が高いでしょう。
アンティーク家具を売却するなら、リサイクルショップではなくアンティーク家具の専門業者が最適です。年代や状態などを判断し、適正価格で買い取ってもらえるでしょう。
また、売却を急がないのであればインターネットオークションに出品するという方法もあります。
アンティーク家具はインターネットオークションで比較的人気があり、デザインなどによっては高値がつくこともあります。
出品や梱包、発送などの手間はかかりますが、業者に売却するよりも高く売れるかもしれません。
売却前に手入れをしておく
アンティーク家具に限らず、どのような商品でも状態がよいものほど価格が高くなります。買取査定などを受ける前に手入れをしておきましょう。
とはいえ、水で濡らした布巾で強くこすったり、洗剤をかけたりするとシミや塗装剥げの原因になってしまいます。
はたきでホコリを払う、柔らかい布で優しく拭く、水拭きしても大丈夫なものは水で濡らして固く絞った布巾で拭くなど、傷をつけないよう注意しましょう。
自分で補修しない
手入れをしているとシミ、塗装剥げ、キズなどを見つけることもあるでしょう。
しかし、自分でシミ抜きをしたり再塗装をしたりするのはやめましょう。
傷や汚れがない方が高値がつくのは確かですが、傷などがあっても目立たないのであれば査定額にはほとんど影響しません。高値で売るために補修しようとした結果、かえって状態が悪くなると査定額が下がってしまうどころか、買取ってもらえなくなる可能性があります。
まとめ
大きくて持ち運びが難しいアンティーク家具の売却は出張買取を行っている業者を利用すると便利です。業者によって異なりますが、イス一脚から出張してくれる業者もあります。
また、小型のテーブルやイスなどはアンティーク家具専門ではない骨董品店などでも売却できることがあるので、まずは「なにを・どのくらい売りたいのか」を伝え、買取ってもらえる業者選びから始めてみてはいかがでしょうか。