ロイヤルコペンハーゲンの高価買取の条件3つ。
ロイヤルコペンハーゲンの高価買取の条件をご紹介します。
デンマーク王室御用達ブランド
ロイヤルコペンハーゲンは1773年にスタートしたデンマークの食器ブランドです。
創業から2年で当時の国王と王太后からの援助により王室御用達の名窯となり、その後、王室がロイヤルコペンハーゲンの株を買い占めることで、実質的な王立窯になりました。
手作業によってつけられた美しいコバルトブルーの絵は日本で人気が高く、コペンハーゲンブルーとも呼ばれています。
創業から現在まで、格調のある芸術的な製品を作り続け、世界中の王室や上流階級の人などから絶大な信頼を集めており、多数のコレクターが存在します。
高価買取の条件
- 人気のシリーズであること
ロイヤルコペンハーゲンは一般商品のほかに特定のモチーフやテーマに沿って作ったシリーズ製品も製作しています。
例えば、ロイヤルコペンハーゲンが開窯して最初に登場した「ブルーフルーテッド」は、カップ&ソーサー1組で3000円~、プレートは大きさによって異なりますが5000円~程度の価格が期待できます。
また、「イヤープレート」や「イヤーカップ&ソーサー」も人気が高く、特にイヤープレートは年代によって数万円の価値がつくこともあります。
このほか、アンデルセン童話をモチーフにした「アンデルセン」も高価買取になりやすいシリーズです。
- 古い時代の製品であること
金属などに比べると破損しやすい陶器は、古いものほど現存数が少なくなる傾向にあるため希少価値が高くなるほか、一定期間を過ぎた製品は骨董的な価値もつきます。
ロイヤルコペンハーゲンの製造年代は製品の裏側に書かれた「ポーセリンマーク」でおよその年代がわかります。
例えば、デンマークを囲む3つの海を意味する3本の波模様は創業当初から使用されているマークですが、王冠マークがついておらず波模様のみのものは創業から1890年ごろまでの古い製品ですので価値が高くなります。
- 珍しいものや限定品であること
ロイヤルコペンハーゲンの人気シリーズであるイヤープレートやイヤーカップ&ソーサーは数量限定品ですので、生産数が得に少ない年代の品は高価買取の対象となります。
また、ロイヤルコペンハーゲンは食器だけではなく、絵付けの技術を活かした芸術作品である「陶板画」や、陶器製の人形「フィギュリン」なども製作しています。
このように、食器ブランドとしては珍しい種類の製品は高価買取の対象になりやすく、とくに芸術性が高い陶板画は非常に高い価値がつくこともあります。
状態や付属品も査定対象になる
買取査定では製品のシリーズや製造年代などが注目されますが、同時に製品そのものの状態も査定対象になります。
ヒビや欠けなどの破損がない、大きなシミがない、絵の一部がはげていないといった「美品」であれば査定額がアップします。
また、カップ&ソーサーの両方がそろっている、セット内容がすべてそろっている、外箱などの付属品がそろっているなどの場合も査定額が高額になります。
まとめ
日本の古伊万里から影響を受けたといわれるロイヤルコペンハーゲンの食器は、色合いやデザインが日本人好みであるといわれています。
日本国内はもちろん海外にもコレクターが多いため、骨董価値や希少価値が高い製品は高価で取引されることもあります。
比較的年代が浅い製品や多少の傷がある製品でも高価買取になるケースもあるので、手元に売却を検討しているロイヤルコペンハーゲンの製品をお持ちの方は、一度弊社にご相談ください。