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掛軸の種類について詳しく教えてください。

掛軸には、大きく分けて床の間に掛ける「床掛け」、仏壇の中に掛ける「掛け軸」の2つの種類があります。

掛け軸の種類

掛け軸の種類には、大まかに「床掛け」と「仏壇の掛け軸」に分かれます。

 

床の間に掛ける「床掛け」

床の間に掛ける掛軸を「床掛け」と言います。床掛けには、多くの種類の掛け軸があります。旅行で泊まった旅館や老舗の和食店などでも床の間の掛け軸がかけられています。

 

そもそも「床の間」とは?


床の間は、畳の部屋に多く見られる座敷の上座の床を一段高くした場所のことです。壁に掛け物をかけ、床には花などを飾ります。

 

床の間に掛軸をかける理由とは?


茶道をする際に、床の間は神の宿る場所とされています。神の宿る場所に縁起の良い掛け軸を掛けることで、家の運気を上昇させると言われています。

 

床掛けの種類

<掛軸で季節を表現>

掛け軸で季節を表すことができます。

 

季節 描かれているもの
桃、梅、桜、鶯など
朝顔、紫陽花、川蝉、金魚、滝や清流など
栗、柿、紅葉、落ち葉、秋桜など
水仙、椿、牡丹、菊、南天、雪景色など

 

四季に合ったものが、掛け軸に描かれています。

 

掛け軸に描かれている絵の意味とは?

掛け軸には、様々な絵が描かれていますが、描かれている絵にはそれぞれ意味があります。

よく描かれているものを一覧にしましたので、参考にしてください。

 

描かれているもの 意味
船・橋の山水 世渡りがうまくなる
厄除けなど家を守る
人物(老人)の山水 長寿
勝負運上昇や立身出世など上昇を目指す

 

仏壇の中にかかっている掛け軸「仏壇の掛け軸」

仏壇の中にある仏様の画が描かれている掛け軸のことを「仏壇の掛け軸」と言います。仏壇の中にある掛け軸は、本来は仏像の姿を意味します。

仏壇のスペースや経済的な問題から仏像ではなく、仏像の画が描かれた掛け軸を代用品として使用されることが増えました。

 

仏壇の掛け軸の種類

仏壇の掛け軸=仏像には、大きく分けると4種類あります。

 

仏像の種類 主な特徴
如来(にょらい) お釈迦様が悟りを開いた後の姿。衣をまとった質素な姿。
菩薩(ぼさつ) お釈迦様が修行中の姿。冠、首飾りなどの装飾品を身に着けた姿。
明王(みょうおう) 如来が人々を救うため必死になっている姿。目や手の数が複数。
天部(てんぶ) 仏法を守護し、仏教に帰依した神々の姿。上記に当てはまらない姿。

 

 

まとめ

掛け軸は、大きく分けると「床掛け」と「仏壇の掛け軸」の2つに分けることができます。

仏壇の掛け軸は、仏壇の中にある掛け軸のことで仏像の代わりにかけられているため、仏像と同じ扱いになります。床掛けに関しては、様々な種類があります。

最近では、掛け軸も手に入りやすくなっているため、床掛けを購入する人も増えています。お好きな掛け軸を購入し飾っていただくのも良いですが、季節に合わせて色々な掛け軸を使い分けるのもおすすめです。また、掛け軸に描かれている絵にもそれぞれ意味がありますので、内容に見合ったものを選ばれるのも良いでしょう。

 

 

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