使わないアンティークブローチ、実は高く売れるかも?買取市場の今を紹介
素材・デザイン・ブランドによって高額査定が期待できます。
長年使っていないアンティークのブローチ、タンスやジュエリーボックスの中に眠っていませんか?
実はそれ、思いがけず高く売れる可能性があります。
アンティークブローチは、素材やデザイン、ブランドによっては骨董品やヴィンテージジュエリーとして価値がつくことがある品物です。
この記事では、今の買取市場の動向と、高く評価されやすいブローチの特徴や、売却時に押さえておきたいポイントをご紹介します。
アンティークブローチは売れる?知っておきたい基礎知識
ブローチはイヤリングや指輪と違って流行が読みづらく、「売れるの?」と不安に思う方も多いでしょう。
実際には、アールデコ調やヴィクトリアンスタイルのような歴史的デザイン、金や銀、天然石など価値ある素材を使用したものは、今でも高く評価されます。
また、ブランド物でなくても、手彫りの意匠や一点物の美術工芸品として評価されることもあります。
高く評価されやすいアンティークブローチの特徴
素材に価値がある(貴金属・天然石)
金(K18)や銀(SV925)、プラチナを使ったブローチは素材そのものに資産価値があり、地金相場が反映されます。
天然石(オパール、ターコイズ、真珠など)が使われているものも評価アップにつながります。
デザインに時代性がある
アールヌーヴォー、アールデコ、ヴィクトリアンなど、時代を感じさせる装飾性やモチーフがあるものは需要があります。
当時の工芸技術や職人の技術が反映された作品は、ブランドに関わらず高額になることも。
ブランドや作家名がある
ティファニー、カルティエ、ミリアムハスケルなどの有名ブランド品はもちろん、作家名入りやアトリエジュエリーも需要があります。
無銘であっても、造形や細工のレベルが高いものは評価される傾向があります。
売れにくいアンティークブローチの特徴とは?
一方で、アンティーク市場では個性や時代性、素材価値が重要視される傾向があるため、以下のような特徴があるブローチは査定額がつきにくい、もしくは低くなる可能性があります。
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メッキ製や合金素材のみで作られているもの
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破損・劣化が著しいもの
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現行品に近いデザインや大量生産品
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ノーブランドで、特徴が薄いもの
買取市場での相場感と動向
アンティークブローチの買取価格は、数千円〜数万円台が中心です。
ブランドや素材、保存状態が良ければ、10万円を超えるような高額査定もあります。
海外ではアンティークジュエリーの人気が高まっており、輸出ルートのある業者では国内より高く評価されることもあります。
高く売るためのコツ
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無理に磨かず、現状のまま出すのがベスト。経年の風合いが評価されることもあります。
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専用ケースや証明書が残っていれば必ず一緒に。
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他のアクセサリーとまとめて査定を依頼すると全体の評価が上がることもあります。
業者選びの注意点
リサイクルショップでは、素材価値のみで安く見積もられることがほとんどです。
アンティークやジュエリーに詳しい専門業者を選ぶことで、意匠や歴史背景まで含めた査定が期待できます。
まとめ
アンティークブローチは、小さくても芸術性と歴史性を兼ね備えた骨董品としての魅力があります。
使わないからといって処分する前に、一度プロに見てもらうことをおすすめします。
ゴトー・マンでは、美術品に精通した査定士が、一点ずつ丁寧に価値を見極めて査定いたします。
「これ、売れるの?」と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。