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掛軸の価値とは何か?歴史と人気ジャンルのポイント

掛軸は、中国発祥の美術品で、日本には飛鳥時代に仏教とともに伝わりました。本記事では、掛軸の歴史や価値、人気ジャンルと作家、掛軸を売却する際のポイントについて詳しく解説します。

掛軸の歴史

発祥

  • 中国北宋時代の発祥: 掛軸は、仏教画を「掛けて」拝む礼拝の対象として生まれました。持ち運びやすく、複数生産しやすい特性がありました。

日本への伝来

  • 飛鳥時代の流入: 日本には飛鳥時代に仏画の掛軸と共に伝わりました。
  • 日本独自の発展: 時代と共に芸術的価値を高め、鎌倉時代の水墨画や江戸時代の浮世絵など、日本独自の発展を遂げました。

掛軸の使われ方

床掛け

  • 幸福の象徴: 床の間に掛けられ、中国から伝来した「幸福の象徴」を描いたものを飾ることがあります。

仏壇掛け

  • 礼拝の対象: 仏壇に掛けられ、仏像の代わりとして礼拝を行います。

茶掛け

  • 茶の湯の道具: 茶室に掛けるもので、茶の湯が行われる草庵に合わせて作られています。

掛軸の役割と絵画との違い

室内装飾

  • 室内装飾品: 昔から一般的な室内装飾として用いられていました。

呪術的な役割

  • 治癒の祈願: 病の治癒を祈るために作られた掛軸もあります。

長さのある絵の鑑賞

  • 長い作品の鑑賞: 長い巻物を掛軸として仕立て上げ、鑑賞しやすくしました。

 

掛軸の文化財・美術品としての価値

明治時代の発展

  • 「日本らしさ」の強調: 明治時代には西洋化の中で日本画が強調され、掛軸も文化財・美術品としての価値を高めました。

 

価値のある掛軸の特徴

 

希少性

  • 市場に出回っている数が少ない: 希少性が高い掛軸は価値があります。

作家物

  • 有名作家の作品: 作家の落款やサインがある作品は価値が高いです。

保存状態

  • 良好な保存状態: 日焼けや色あせ、虫食いなどの劣化が少ない掛軸は価値が高まります。

信頼できる経路

  • 信頼できる入手経路: 著名な人から譲り受けた場合は価値が高い可能性があります。

ジャンルごとの掛軸の価値と特徴

 

花鳥画、山水画、神仏画、水墨画、中国掛軸

  • 様々なジャンル: 花鳥画、山水画、神仏画、水墨画、中国掛軸などがあり、それぞれの価値と特徴があります。

高額買取が期待できる作家

円山応挙、伊藤若沖、上村松園

  • 有名作家: 円山応挙、伊藤若沖、上村松園などの作家の作品は高額買取が期待できます。

 

掛軸の買取店を選ぶ際のポイント

 

買取実績、鑑定士の在籍、メディア露出、アフターフォロー、丁寧な対応

買取店選びのポイントは、掛軸の買取実績が豊富であるか、掛軸に詳しい鑑定士が在籍しているか、メディア露出があるかなどを確認しましょう。
掛軸は、日本の伝統美術品としての価値を持ち、多様な文化背景を有しています。適切な査定を受けるためには、掛軸の特徴や価値を正しく理解し、信頼できる専門家に相談することが重要です。

 

まとめ

掛軸は、床の間に飾られ、季節を表現したり来客をもてなす重要な美術品として、現代においても私たちの身近に存在しています。この掛軸は古代中国から伝わったもので、日本の長い歴史と文化に深く根付き、「美」を表現する大切な道具となっています。

価値が分からない掛軸をお持ちの方や、処分をお考えの方には、当社での一度の査定をお勧めします。専門知識と経験豊富なスタッフが丁寧に鑑定し、汚れや傷がある掛軸であっても、その価値を見出して高値で取引される可能性があります。

掛軸の美術的・歴史的価値を正しく理解し、適切な評価を受けることで、その真の価値を見出すことが可能です。ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

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