日本人形やフランス人形などどんな人形が高く売れる?高価買取ポイント5つ。
人形の高価買取ポイントをご紹介します。
高価買取になることもある人形
日本人形やフランス人形などのアンティークや骨董の人形や、ファッションドールやカスタムドールなど比較的新しい時代の人形はコレクター需要が高く、骨董屋などでは買取対象としていることが多い品です。
状態などによっては数十万円の高価買取になることもある人形ですが、どのような人形であれば高価買取を期待できるのでしょうか。
今回は、人形の高価買取ポイントを紹介します。
作家やメーカー
人形師として初めて人間国宝の認定を受けた平田郷陽や平田郷陽の弟である平田光陽など有名な作家の品や、ジュモーやブリュ、シュタイナー、シモン&ハルビック、ケストナーといった有名メーカーのビスクドールなどは高価買取になりやすく、状態などによっては数十万の値が付くことがあります。
骨董的価値
有名作家や有名なメーカーの人形でなくても、骨董的な価値が認められる人形であれば高値がつくことがあります。
19世紀に作られたアンティークのビスクドールや骨董の市松人形や五月人形などは値が付きやすく、時代が古くなるほど高い価値がつく可能性も高くなります。
希少価値
骨董的な価値がある日本人形やアンティークドールに希少価値がつくとさらなる高値が期待できます。有名な人形師によるオーダーメイドの一点ものなどは特に高い価値がつきやすいでしょう。
また、比較的新しい時代のファッションドールやフィギュア、スーパードルフィーやブライスなどのカスタムドールは、骨董的な価値はつきませんが限定品などであれば希少価値がついて高価買取になることがあります。新しい時代の人形は一般的な骨董屋では買取を行っていないことが多いので、ドール専門店やコレクター向けの買取店などを選ぶとよいでしょう。
状態
パーツが欠損していたりヒビ割れや大きなキズがあったりすると評価が下がり買取価格も低くなります。骨董的価値がある品の場合、経年劣化による色あせなどはある程度起用されますが、著しく変色していたり大きな染みができていたりする場合は買取できないこともあります。補修のあとがある品も価値が下がります。
キズや欠損、補修跡がない状態の良い品は値が付きやすく、高価買取になる傾向があります。
付属品の有無
外箱や共箱、保証書、人形の服や靴といった小物類があると査定額がアップします。特に、骨董的価値のある人形の付属品は付属品自体にも価値が認められ、高価買取になりやすいでしょう。
まとめ
人形の価値は制作者やメーカー、制作年代、希少価値などさまざまな要素で判断されるため、正しい価値を見極めるためには知識や経験が必要です。高価買取を希望するなら、人形の取り扱い実績が豊富な業者を選ぶことも重要なポイントとなります。
また、人形には日本人形やフランス人形、ファッションドール、フィギュア、カスタムドールなど様々な種類があります。人形の買取を行っている業者でも、取り扱っている種類と取り扱っていない種類があることも多いので、売却先を決めるときは、売りたい人形と同じ種類・カテゴリーの人形を扱っているかどうかを確認して選ぶとよいでしょう。