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上野公園の西郷隆盛像で知られる彫刻家、高村光雲とその作品の価値について。

上野公園の西郷隆盛像で知られる彫刻家、高村光雲とその作品の価値をご紹介します。

帝室技芸員 高村光雲

テレビのお宝鑑定番組でも名前を聞くことがある高村光雲は、1852年、江戸に生まれ、仏師として生計を立てていましたが、明治維新後は廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)運動の影響で生活できなくなったことをきっかけに西洋美術的な手法を取り入れるようになり、その技術と功績が認められ、現在の「人間国宝」の前身といえる「帝室技芸員」に任命された彫刻家です。

廃仏毀釈の影響で衰退しかけた木彫を復活させただけではなく、西洋彫刻の超写実的表現を取り入れた作風で江戸時代までの木彫技術の伝統を近代につなげるという新境地を開いたといわれています。

 

高村光雲の作品

高村光雲の作品は木彫が中心で、仏像や動物、古典や歴史に登場する人物像、神輿の飾りや獅子頭など祭礼関係の彫刻、鏡縁やレリーフなど室内装飾彫刻など、様々な作品を残しています。

手の平に乗る小さな作品でも目じりのシワや口元から覗く歯が彫られているほか、動物をモチーフとした作品は毛の流れや硬さが感じられる、仏像は衣の柔らかさや滑らかさが感じられるなど、写実的で圧倒的な作風が特徴です。

作品は依頼を受けて製作する「注文制作」だったため、芸術家として評価される一方、技術者、あるいは職人として評価されることもあります。

高村光雲の作品は、個人所有できる小~中サイズの作品がほとんどですが、上野公園の「西郷隆盛像」の木型製作を行っているほか、皇居前広場の「楠公像」の製作主任となり、主に楠公(楠木正成)の頭部を担当するなど大きな作品も残しています。

シカゴ万博、パリ万博で作品を出展しており、海外からの評価も高く、シカゴ万博に出展された作品「老猿」は国の重要文化財に指定されています。

 

作品の価値

帝室技芸員である高村光雲の作品は人間国宝と同等、あるいはそれ以上の価値を持っています。

初期から晩年まで製作していた仏像、なかでも人間にもっとも近い姿をした正観音(聖観音)菩薩像は人気が高く、木像、ブロンズ像とも価値が高くなります。

このほか、大黒天や不動明王、動物、古典をモチーフとした作品も高い価値がついています。

 

まとめ

高村光雲の作品は上野公園や皇居前広場のほか、東京国立博物館や京都の清水三年坂美術館などで見ることができます。

また、各地の美術館で行われる企画展で見られることもありますので、機会があれば鑑賞してみてはいかがでしょうか。

 

 

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