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今さら聞けない。「レトロ」と「ヴィンテージ」と「アンティーク」の違いとは?

「レトロ」と「ヴィンテージ」と「アンティーク」の違いをご紹介します。

似ているけれど意味は違う

骨董品などを収集していると、「レトロ」「ヴィンテージ」「アンティーク」という言葉を見かけることがあります。いずれも年代物につけられる言葉というイメージがあり似たような使われ方をしますが、それぞれ異なる意味を持った言葉です。
今回は、「レトロ」「ヴィンテージ」「アンティーク」の違いについて紹介します。

 

「ヴィンテージ」と「アンティーク」の違い

「ヴィンテージ」と「アンティーク」はどちらも古い時代に作られた品に使う言葉ですが、多くの場合「アンティーク」と呼ばれるものは製造から100年以上たっている品をさし、「ヴィンテージ」と呼ばれる品は製造から100年経過していない品をさします。
ただし、腕時計など一部のジャンルは製造から100年未満の品でも「アンティーク」と呼ぶことがあるため、アンティーク=100年以上前のものとは限りません。
また、「ヴィンテージ」は一般的に製造から100年未満の品をさしますが、その範囲はいつからいつまでという明確な定義はありません。1970年代までをヴィンテージと呼ぶことが多いようですが、1980年代や1990年代の品をヴィンテージと呼ぶこともあります。製造から10年程度の品に使われることはほとんどありませんが、明確な定義がないため10年前の品をヴィンテージと表現することもできるため、言葉のイメージだけで判断しないよう注意が必要です。

 

「レトロ」は世界観

「ヴィンテージ」や「アンティーク」は製造年によって定義されている言葉ですが、「レトロ」は製造年に関係なく「古びた雰囲気」のものをさした言葉です。そのため、レトロなアンティーク、レトロなヴィンテージがあるだけではなく、アンティークやヴィンテージと呼ばれる品のデザインを再現した現代の復刻版の品に対しても「レトロ」という言葉を使うことがあります。
また、実際に古い時代に作られた品でも、品物が持つ雰囲気によっては「レトロ」と表現しないこともあります。
例えば、文化人形と呼ばれる大正から昭和時代に作られた人形は「レトロ」と表現されますが、同時代に作られた純和風の市松人形は「レトロ」と呼ばれないことが多いかもしれません。
ただし、純和風の市松人形でも人形が来ている着物の柄によっては「レトロ」と呼ばれることがあるなど、時代性を感じられるか否かによって判断が変わります。
「レトロ」は古びた感じを表す言葉であり、やや主観的な世界観を意味していると考えてよいでしょう。

 

まとめ

「レトロ」「ヴィンテージ」「アンティーク」は古いもの、あるいは古びたものをさす言葉ですが、それぞれ違う意味を持っている言葉です。
「アンティーク」は古い時代の品をさして使われますが、「ヴィンテージ」や「レトロ」は必ずしも古いとは限らず、特に「レトロ」は古びたデザインの現行品をさすこともあるので、時代物が欲しいと考えている方は言葉のイメージだけで判断せず製造年を確認するようにしましょう。

 

 

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