黒く変色していても大丈夫。マッピンアンドウェッブ(Mappin&Webb)の銀製品の高価買取条件4つ。
マッピンアンドウェッブの高価買取条件をご紹介します。
イギリスの老舗マッピンアンドウェッブ
マッピンアンドウェッブは、1775年にイングランドのシェフィールドに開かれたカトラリー工房が始まりのブランドで、1846年に創始者ジョナサン・マッピンの4人の息子たちが社名を「マッピンブラザーズ」と改め1862年には末っ子のジョン・マッピんと義兄弟のジョージ・ウェップが独立して「マッピンアンドウェッブ」を創業。後に「マッピンブラザーズ」を買収して現在まで続いています。
ヴィクトリア女王から王室御用達に認定されて依頼現在でも王室で使われているだけではなく、フランスの女王マリー=アントワネット、ウィストン・チャーチル、チャールズ・ディケンズなどにも愛されてきました。
現在でも世界中から愛されているマッピンアンドウェッブの銀食器ですが、どのような品であれば高価買取が期待できるのでしょうか。
希少性の高い品
マッピンアンドウェッブの銀食器の中でも古い年代の品は希少性が高く、骨董的な価値がつくことから高価買取が期待できます。
また、生産量が少ない年代の品やなど希少性が高いものは比較的新しい年代の品でも高価買取が期待できます。
素材
マッピンアンドウェッブの製品には純銀製の「スターリングシルバー」のほか、銅などの素地に銀箔を貼り付けた銀メッキの品があり、銀メッキには一般的な厚みの「シルバープレート」のほか、高品質な「プリンセスプレート」、通常のシルバープレートの2~3倍の厚みのメッキを施したマッピンアンドウェッブ独自の「マッピンプレート」があります。
スターリングシルバーの価値が高いのはもちろんですが、マッピンプレートの品は銀メッキであってもその独自性などから人気があり高価買取になる可能性があります。
セットがそろっている
フォークとナイフのセットや数本で一つのセットになっている品は単体で売却するよりもセットが揃った状態で売却したほうが高価買取になります。
また、外箱や説明書などの付属品があればさらなる高価買取が期待できます。
状態がよい
キズや汚れ、変形などがない美品は高価買取の対象となります。
また、銀製品は手入れをしていないと黒く変色しますが、変色すること自体は自然な事であり、手入れすれば輝きを取り戻すため、変色しているから買い取れないということはありません。
変色していない状態であるほうが望ましく査定額が高くなる傾向がありますが、無理に手入れをすると傷つけてしまう可能性があるため、査定に出す前の手入れは乾いた柔らかい布などで拭く程度にしてにしておきましょう。
まとめ
マッピンアンドウェッブの銀食器は人気が高く、高価買取になる可能性があります。製造年代や素材などは刻印から判断できますが、知識がないと正確な判断することが難しいため、実際よりも低い価値をつけられる可能性があります。高価買取を期待するなら実績豊富な業者を選んで売却しましょう。