アナログブームで人気の真空管ラジオの魅力とは?高く売るためのポイントは?
真空管ラジオの魅力と高く売るためのポイントをご紹介します。
真空管ラジオの魅力
真空管ラジオは1945年ごろに発売されたラジオで、真空中で電子流を制御して増幅などを行う「真空管」を使用していることが特徴で、テレビが普及する前までは一般家庭で多く利用されていました。
真空管ラジオの魅力はなんといっても「音質」です。現代のラジオや音楽再生機器の音に比べると「くぐもっている」と感じる方も多いかもしれませんが、真空管独特のしっとりとしたトーンはジャズやクラシックなどと相性が良いといわれています。
また、真空管ラジオのレトロな見た目も魅力の一つです。テレビがまだ高価だった時代、一般家庭の必需品であった真空管ラジオはさまざまな人の好みに合うよう幅広いデザインの製品が作られました。
手元にあるだけで時代の音と空気を感じられるというのが、真空管ラジオの魅力です。
キャビネットの状態がよいと高く売れる
ラジオ本体の外装部分をキャビネットと呼びますが、真空管ラジオを売却する場合キャビネットの状態がよいと、高く売れる可能性がアップします。
キャビネットには木製とプラスチック製がありますが、いずれの場合も修復可能な傷やヒビであれば買取可能ですが、大きなヒビが入っていたり、一部が欠損している状態だと買取できないこともあります。
また、表面の塗装がはがれている物や変色しているものも価値が下がってしまいます。ただし、再塗装するとかえって価値が下がるため、査定に出すときは再塗装などは行わないほうがよいでしょう。
部品がそろっているかも重要
真空管ラジオの部品はなくしてしまうと、同じものを手に入れることは困難です。そのため、つまみや裏蓋、メーカーのエンブレムなどの部品がそろっているかどうかも重要なポイントとなります。経年劣化で外れやすくなっている、すぐ取れてしまう部品があるという場合は、袋などに入れて本体と一緒にまとめておくとよいでしょう。
戦前のラジオは多少パーツが足りなくても、希少性などからある程度の価値がつきます。
作動するものなら高値になる可能性あり
たとえ調子が悪くても作動する状態であれば、修理することで受信できる可能性があります。
真空管ラジオは古いラジオであるため動かないことがほとんどですが、受信可能な状態であれば価値が高くなり、高価買取も期待できます。
まとめ
レトロな雰囲気を楽しめるインテリアとしてはもちろん、その独特な音質から実用品としても人気がある真空管ラジオは、コレクターも多く根強いファンもいます。
古くて動かない物でもインテリア用品としての価値がつくことがありますので、お手元に処分を検討している真空管ラジオをお持ちの方は、弊社までご相談ください。