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知らなきゃ損!屏風を高価買取してもらうための4つの査定ポイントとは?

屏風を高価買取してもらうための4つの査定ポイントについて解説します。

屏風は、かつて日本の家屋で部屋の仕切りや装飾として広く使われてきました。しかし、現代の住宅では西洋風のインテリアが主流となり、屏風はあまり見られなくなりました。そのため、手持ちの屏風を買取に出そうと考える方も増えています。実は、屏風の査定では特定のポイントが重視されており、これらを理解しておくことで高価買取が期待できます。

この記事では、屏風を高く買取してもらうために押さえておきたい4つの査定ポイントを詳しく解説します。

 

屏風の高価買取4つの査定ポイント

屏風の買取査定では、以下の4つのポイントが重要視されます。

ポイント1:屏風の保管状態がどうなのか

屏風の買取価格に最も影響する要素の一つが保管状態です。屏風は絵画や工芸品としての価値が高いため、状態の良し悪しが買取金額を大きく左右します。具体的に査定時に見られる保管状態のポイントは以下の通りです。

  • 汚れやシミ:時間が経過した屏風には、ホコリや汚れ、シミがつきやすいですが、これらは査定時にマイナス評価の原因となります。
  • 破れや欠け:紙や布が使用されている屏風は経年劣化で破れやすく、傷があると価値が下がることがあります。
  • 褪色:直射日光に長期間さらされた屏風は、色が褪せてしまうことがあります。これは作品の価値に影響を及ぼすため、保管場所も考慮することが重要です。

査定の前には、屏風を柔らかい布で軽く拭くなど、できる範囲でホコリや汚れを取り除き、綺麗な状態で見せるようにしましょう。ただし、自己流でシミを取ろうとするとかえって傷めることもあるため、修復が必要な場合は専門家に依頼することをおすすめします。

 

ポイント2:屏風絵の作家が誰なのか

屏風の査定では、絵を描いた作家の評価も大きな要素になります。屏風絵には古くから唐絵や大和絵、水墨画、文人画など、さまざまな画風が存在し、それぞれに名のある作家が存在します。著名な作家による屏風絵は、特に高額な査定が期待できるのです。

以下は、屏風絵で人気の高い代表的な日本画家です。

  • 狩野派の作家(狩野探幽、狩野永徳など):狩野派は、日本の美術史において重要な役割を果たした絵画の流派であり、屏風絵にも数多くの名作を残しています。
  • 琳派の作家(俵屋宗達、尾形光琳など):琳派は華やかで装飾的な画風が特徴で、屏風絵でも豪華な作品が多く見られます。
  • 与謝蕪村:日本の文人画を代表する作家で、独自の詩情豊かな画風が屏風絵にも反映されています。

これらの作家が手がけた屏風絵は、その作者の名が査定価格に大きく影響します。もし屏風に作家のサインや落款(印)がある場合は、査定額が上がる可能性が高いため、しっかり確認しておきましょう。

 

ポイント3:いつ頃の作品なのか

屏風の年代も査定に大きく関わります。一般的に古いほど希少価値が高まり、買取価格が上がる傾向にあります。特に江戸時代や明治時代の屏風は価値が高いとされており、室町時代や平安時代にまで遡るものは極めて貴重です。

屏風の年代を特定する方法は以下の通りです。

  • 作家のサインや落款:有名作家が関わった作品であれば、そこから年代を特定できることが多いです。
  • 作風の違い:屏風絵には時代ごとの特徴があり、その特徴からある程度の年代を推測することができます。
  • 屏風の構造や素材:屏風のパネル数やつなぎ目の技法、素材などからも年代を推測できることがあります。

こうした特徴を鑑定することによって、専門家は屏風の年代を見極めていきます。屏風の歴史的背景や時代的な価値を理解していると、査定額が大きく上がる可能性があります。

 

ポイント4:屏風の付属品があるのか

屏風には、元々付属していた説明書きや箱、鑑定書などがある場合があります。これらの付属品は、作家の証明や作品の年代を証明するものとして重要で、査定額のアップに繋がります。

  • :屏風の保管や運搬に使用される箱は、特に作品を長期間保護してきた証として重視されます。
  • 説明書きや証明書:作家や年代の記載がある説明書きや、鑑定書がある場合、作品の真贋や価値が証明され、査定額が大幅に上がる可能性があります。
  • その他の付属品:屏風と一緒に保管されていた関連アイテムや、過去の展示記録なども査定に影響を与えることがあります。

査定に出す際は、これらの付属品も全て揃えて査定に出すようにしましょう。付属品があることで、買取業者も価値の評価がしやすくなり、より高額な査定が期待できます。

 

まとめ

屏風の買取査定においては、「保管状態」「作家」「年代」「付属品」の4つが特に重要なポイントです。状態が良いものほど査定額が高くなるため、普段からの保管やお手入れが大切です。また、著名な作家による屏風であれば高額査定が期待でき、サインや落款がある場合にはさらに評価が上がります。屏風の年代についても、古ければ古いほど価値が高まり、作風や構造から推測される場合もあります。さらに、説明書きや鑑定書といった付属品が揃っていることで、作品の価値を証明でき、査定額が上がる要因となります。

お手持ちの屏風を高価買取してもらうには、これらの査定ポイントを押さえ、できる限りの準備を整えて査定に出すことが大切です。もし、汚れやシミがある場合は、自己流での修復を避け、専門家に相談するようにしましょう。屏風の価値を最大限に評価してもらうために、慎重に査定に臨むことをおすすめします。

 

 

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