箪笥に眠らせていたらもったいない!アンティークジュエリーの高価買取のコツ3つ。
アンティークジュエリーの買取についてご紹介します。
アンティークジュエリーの価値
貴金属などの宝飾品は新品での販売価格がもっとも高く、売却すると購入時の値段よりもずっと安く買い取られるのが一般的です。これは、新品の販売価格には加工費など材料費以外の費用が上乗せされているのに対し、売却時は金や銀、宝石などの相場を基準に買い取り価格が決められるためです。ブランドの限定品など希少価値が高い品であれば高価買取になる可能性はありますが、基本的に宝飾品は購入価格より高く買い取られることはないと考えてよいでしょう。
しかし、作られてから100年など時代が経過したアンティークジュエリーの場合は別です。アンティークジュエリーのなかには、現在では入手困難な素材が使われている品や現在では再現不可能な技術で作られている品など希少価値が高い品も多く高い価値がつくことがあります。
今回は、アンティークジュエリーの高価買取のコツを紹介します。
骨董やアンティークの専門店に売る
アンティークジュエリーを売却するうえで最も重要なことは、なによりも「価値がわかるところに売る」ということです。
アンティークや骨董に関する知識のない買い取り業者に売却すると、新しさやブランド、宝石の大きさや地金の重さなどからしか価値を判断してもらえず、アンティークジュエリーの価値である希少性を評価してもらえません。
例えば、エナメル七宝で彩られたアンティークジュエリーは希少性が高く高価買取が期待できる品ですが、専門的な知識がない業者はその価値を判断できません。
また、宝飾品の買い取り業者の中でも「状態が悪くても金やプラチナであれば買取る」という業者は潰して再利用するのが目的ですので、買い取り価格が安くなるだけではなく貴重なアンティークジュエリーの喪失に繋がってしまいます。
アンティークジュエリーを売却するなら、骨董屋やアンティーク専門店など、専門的な知識を持つ業者を選びましょう。
きちんと保管と手入れをする
破損や汚れなどがなく状態のよいアンティークジュエリーは価値がつきやすく高価買取になる可能性が高くなります。
アンティークジュエリーの場合、多少の使用感や汚れは査定に響かないことが多いですが、大きな傷やパーツの欠けなどはその価値を大きく損ねてしまいます。
湿度が高い場所や直射日光が当たる場所、温度の変化が激しい場所などでの保管は劣化を招くので避け、傷がつかないようケースなどに入れて保管しましょう。
また、売却する前に乾いた柔らかい布で拭いておくなど、簡単な手入れをして置くとよいでしょう。
ケースなどがあるものは一緒に査定
専用のケースや鑑定書などの付属品がある場合は一緒に査定に出しましょう。ケースが破損している、汚れているといった場合でも、新しいケースに移し替えて査定に出すのではなく古いケースのまま査定に出した方が価値がつきやすく、場合によってはケース自体に価値がつく可能性もあります。
まとめ
アンティークジュエリーの価値を判断するには状態のよさや付属品の有無だけではなく、素材の価値や技術の高さ、歴史的価値、希少価値など様々なポイントに注目する必要があります。知識や経験が少ない業者では正確な価値を判断するのは難しいので、複数の業者から査定を受けることをおすすめします。
アンティークジュエリーの売却をお考えの方は、一度弊社にご相談ください。